山形市の四季はそれぞれがくっきりと鮮やか。
特に夏は、暑さもピカイチですが、楽しみも盛りだくさんです。
まち歩き、大自然散策、温泉、果物狩り、観光地めぐり…。
あちらこちらで、様々なお宝が待っていますよ!
どうぞ、この夏、山形市へ、お宝を見つけに来ませんか?
「閑けさや 岩にしみいる 蝉のこえ」─誰もが知っているこの俳句は、夏の山寺で、あの松尾芭蕉が残したものなんだって!杉の巨木に覆われた1015段の石段を登ると、まさに俳句そのままの世界。名物の力こんにゃく(玉こんにゃく)がおいしかった!お土産やさんで見つけた、地元工人のこけしがかわいい♪
> 山寺観光協会
「きざはし会(地元観光ガイド)」へのお申し込みもこちらから!
> 玉こんにゃく
だんごからヒントを得て生まれた山形名物♪
> こけし
東北地方にしかない木地玩具。表情がとても愛らしい。
初夏の山形の観光の目玉は、なんといってもさくらんぼ狩り。山形市はいたるところに、さくらんぼ果樹園があるんだね。たわわに実った真っ赤なさくらんぼは一粒一粒がキラキラ輝いて、食べるのがもったいないくらい!なんて話しながら、ついつい食べすぎてお腹いっぱいになっちゃった!
> 観光果樹園や直売所の情報はこちらから
> さくらんぼ
山形の初夏を代表する果物♪
> ぶどう
山形の夏はぶどうもあるよ♪
さやも食べたよ〜!
んまいっけ!
涼しさを求めて、蔵王へ!ロープウェイを乗り継いで山頂まで行くと、市街地とは約10度も気温が低い♪ 夏の暑さを忘れる爽やかな風が吹いていて気持ちいいー。山頂で出会えた大きなお地蔵さんは、冬は頭まですっぽり雪に隠れてしまうんだって。蔵王散策の後はもちろん、蔵王温泉のノスタルジックな雰囲気を楽しみながら、足湯や温泉でさっぱり!
> 蔵王温泉観光協会
市街地より約10度も涼しい爽やかさ!夏をクールに楽しもう。
> 蔵王山岳インストラクター協会
蔵王トレッキングのことならプロにお任せ!
> 湯めぐりこけし
様々な旅館の「湯」を周遊する事ができる。絵付けも。
さまざまな夏野菜を細かく刻んで作る「だし」を初体験!白いごはんの上にかけただけでもおいしいんですって。紅の蔵には「だしピザ」「だしパスタ」「だし蕎麦」「だし奴」など、だしを使ったアレンジメニューがいっぱいあって迷ってしまう!どのメニューも、涼しさと食欲を誘う夏野菜がたっぷりで大満足。ヘルシーだしね!
夏が“あっつい”山形で、涼しく過ごす食の知恵が冷やしラーメン!今や全国区の知名度だよね。冷水できりりとしめた麺と、氷を浮かべた冷え冷えスープ。汗もスーッと引いていく爽快メニューです、これ!山形市内でラーメンを出す店なら、たいていメニューにあるって!この山形名物を食べずに、山形の夏は語れませんね。
冷やし中華とは違うベニ〜。
ぜひ食べてみるベニよ〜☆
2013年は、山形市の礎を築いた戦国武将、最上義光公の没後400年なんだって。というわけで、その居城跡、霞城公園に行ってみることに。満々とした水をたたえ二の丸跡を取り囲むお堀は、夏も涼しげ!市内を流れる馬見ケ崎川から御殿堰という水路で水を引いていたんですって。木々の緑も豊かで、園内に博物館や郷土館、すぐ近くには山形美術館や最上義光歴史館もありました♪二の丸東大手門櫓は無料で入ることができて、しかもガイドさんから案内してもらえるよ!
> 山形市観光協会「山形十二花月」霞城公園
> 山形市観光ボランティアガイド協会
霞城まちなみ案内人と城下町歩き。ご案内はこちら
> 最上義光歴史館
周囲を山々に囲まれ、
豊かな自然に恵まれた山形市の秋は、いも煮会で賑わい、
色とりどりの果物たちや、鮮やかな紅葉で彩られます。
馬肥ゆる秋 ─ と言います。
秋の山形市で、おいしく美しい出会いに「心を肥やす」。
そんなたくさんのお宝との出会いを楽しみにいらっしゃいませんか?
山形の秋に欠かせないのが「いも煮会」! 家族や友人たちと、職場の仲間、学校行事や町内会…
それぞれが鍋と材料を近くの河原に持ち寄って、毎週のようにいも煮会を楽しむんですよ。
河川敷にはいも煮の煙が何十本も立ち昇り、当日の場所取り、市内のスーパーやコンビニでいも煮セットや薪が売られる光景も、山形では当たり前の風物詩なんです。河原までの宅配サービスや手ぶらで楽しめ、つくってくれるサービスもあるんですって!
> 日本一の芋煮会フェスティバル
全国ニュースでも紹介される、山形市の秋のメインイベント
【日本一の芋煮会フェスティバル】
山形市民が心待ちにするいも煮シーズンの幕開けは、日本一の芋煮会フェスティバル。6.5mの大鍋でつくる3万食のいも煮は大迫力!全国的にもすっかりお馴染みとなりました。
> お宝読本「山形いも煮」
秋空の下、河原でいも煮をつくり楽しむのが山形人の証
> 山形いも煮センターカワサキヤ
いも煮シーズンはもちろんそれ以外の季節も要予約でいも煮が楽しめます
山形市南西部の本沢地区はぶどうの産地。20種類以上のぶどうが栽培されてるんですって! 「マニキュアフィンガー」「ウインク」「シナノスマイル」など、かわいい名前の品種も。なかでも今いちばん脚光をあびているのが「シャインマスカット」。皮ごと食べられて、しかも糖度が高くとても甘くておいしい!
こんのぶどう園の今野さんに話しをお聞きしたら、粒が大きく育ち過ぎてもダメで、房の大きさ、粒のハリ、甘さのバランスがむずかしいとのこと。8月から秋にかけて、いろんなぶどうが直売所などに並びます。収穫の秋! 毎年10月中旬には山形のおいしいくだものや野菜が集結します。
※もぎとりは要予約
芸術の秋!ということで、平清水焼の陶器づくりに挑戦。平清水は山形市内千歳山の麓にある陶芸の里。約200年の歴史を持ち、鉄分を多く含んだ地元の土を使って窯元ごとに独特の風合いの陶器を作り出しています。昔ながらの街並みもステキ!七右エ門窯の陶芸教室は予約なしでいつでも体験できるのでオススメ。今回は茶わん、お皿、コーヒーカップなどを楽しみながらつくってみました♪
お店では、女将さんが手作りの漬物とお茶でおもてなし。これがすごくおいしいの。お話もおもしろくてすっかり話し込んじゃいました。
JR仙山線山寺駅をはさんで、山寺立石寺とは反対側にある山寺芭蕉記念館は、松尾芭蕉に関する常設展示のほか企画展なども。実はね、この場所は山寺の全景を一望できる絶好のビューポイントなんです。中には茶室もあり、本館ロビーでは優雅に抹茶と和菓子でティータイム。山寺に登って参拝した後、ひと休みを兼ねて訪れるのがいいかも。「あんなところまで登ったんだ〜」と感激すること間違いなし!
秋の面白山は、コスモスが咲き乱れるコスモスベルグや、その名前通りの美しい紅葉と滝めぐりが楽しめる紅葉川渓谷など、豊かな自然がいっぱい!JR仙山線の面白山高原駅で降りれば、どちらも徒歩圏内。足下はスニーカーなどでね。紅葉川渓谷の藤花の滝は、駅からもすぐで車窓から眺めることもできますよ!
山形は日本でも有数のそば処って知ってました? 市内には蕎麦屋さんもたくさんあって、どの店に行こうか迷ってしまいます。水の町屋「七日町御殿堰」は、市内の東側にある馬見ケ崎川から山形城のお堀に水を引くので、その名前が付いたんですって。堰と古風な街並みが整備され、すごく風情があるの。
そして、ここにも蕎麦屋の名店が ─。
山形一の老舗といわれる庄司屋のご主人によると、そばは「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」の「三たて」がおいしいとされ、今もこだわり続けているそうです。まずは「そば前」で山形の地酒を軽く楽しんでから、山形産「でわかおり」を使った薮そばと更科そばの合い盛りをいただきまーす。なんか大人の気分♪
> 七日町御殿堰開発株式会社
堰の流れと風情ある佇まい。食事やショッピングにも。
> お宝47「そば」
> お宝47「地酒」